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MIC
製品のトラブルに関してのQ&A
瘻孔周囲から胃内容物が漏れる
いくつかの理由が考えられますが、胃瘻チューブに関連した理由としてはバルーンが収縮している可能性が挙げられます。バルーン充填液の確認方法に従い、バルーンの充填液を適切な量に調整しなおしてください。それでも改善しない場合は、他の理由も考えられますので医師・看護師に相談してください。
バルーン充填液を定期的に確認した際、いつもよりバルーン充填液が少ない感じがした
バルーン充填液の確認方法に従い、バルーンの充填液の量が変化しないか確認してください。数時間でバルーンの液が減少する場合は、医師・看護師に相談してください。
胃瘻チューブが皮膚に食い込んでいる感じがする
胃ろう情報提供Q&A挿絵1圧迫された皮膚が圧迫壊死を起こすおそれがあります。チューブ型の場合はSecur-Lokリングの位置を変えて挟み込みを緩めてください。ボタン式の場合は医師と相談の上、シャフト長が長いサイズのチューブと交換してください。
MIC-KEYのフィーディングポートカバーがすぐ外れてしまう
MIC−KEYのフィーディングポートカバーをフィーディングポートに差し込んだ際に弾力のある抵抗を感じた場合は、フィーディングポートカバーの先端を軽く水等で濡らしてください。差し込んだ際の抵抗が少なくなり、きちんと閉まります。
MIC-KEYのフィーディングポートから胃内容物が漏れてくる
MIC-KEYチューブ本体のフィーディングポートの中には胃の内容物が外に出てこないように逆流防止弁が内蔵されています。通常Secur-Lok接続チューブを取り外した直後には多少漏れてくる場合がありますが、はしばらくすると漏れが止まります。いつまでたっても漏れが止まらない場合は何らかの異常がある場合があります。その対処方法は、異常の原因により異なります。

異物がフィーディングポート内の逆流防止弁の開閉部に引っかかり、弁の閉鎖を邪魔していることが原因である場合:
(1).綿棒の先端を水で濡らします。
(2).(1).の綿棒をフィーディングポート内にやさしく差し込み注意深く清掃します。(先端の鋭い器具は使用しないでください。弁が破損するおそれがあります)
(3).改善しない場合は新しいチューブに交換してください。
胃ろう情報提供Q&A挿絵2 胃ろう情報提供Q&A挿絵3
MIC-KEYのフィーディングポート内の逆流防止弁の変形が原因である場合:
長期間にわたりSecur-Lok接続チューブが接続されたままの状態が続いた場合、弁の形状が変形し、弁の閉鎖動作に支障を来たすことがあります。このような場合には新しいチューブに交換してください。また特別な事情の無い限り、基本的にはSecur-Lok接続チューブは栄養投与後には取り外すようにしてください。

フィーディングポート部の接着が劣化したことが原因である場合:
物理的または化学的要因によりMIC-KEYのフィーディングポートの接着が劣化し、その隙間から胃内容物が漏れ出す場合があります。医師に相談の上チューブを交換してください。


チューブが詰まって栄養剤が流れない
チューブが詰まった場合の解除方法に従い、チューブの詰まりが解消しないか試してください。ただし、解消するために、接続したシリンジに力任せに圧をかけたり、棒状のものをチューブ内に差し込んだりする行為は決して行わないでください。
また、チューブ詰まりの予防策も心がけてください。
胃に留置されているチューブが抜け落ちた
胃ろう情報提供Q&A挿絵4事前に医師より指示を受けている方法で対処してください。瘻孔に何も入っていないと比較的短時間で自然に瘻孔が閉じてしまいます。一般的には瘻孔の閉鎖を防ぐためにチューブなどを瘻孔に差し込み、テープなどで一時的に皮膚に固定します。そして医師に連絡してチューブの状況及び胃瘻の損傷等を確認してください。医師によるチューブの留置位置確認や、瘻孔の異常の有無の確認がなされるまでは、決してチューブを介して栄養剤その他一切のものを注入しないでください。チューブの先端が腹腔内にある状態で、栄養剤等を注入すると腹膜炎という重篤な健康被害につながるおそれがあります。 また、チューブの抜去防止に事故(自己)抜去防止「抜く守り」製品もご利用ください。
バルーンが破損した
バルーンは経時的に劣化して破壊したり、ピンホール(孔や小さい傷)が出来る場合があります。基本的には一ヶ月での交換を推奨しております。劣化は、摩滅、胃酸、薬剤、菌、など様々などの因子が複合的に要因となり起こります。 また定期的なバルーン充填液の確認の際に異常がないか観察してください。
体の外に出ているチューブの長さがいつもと違う

体の外に出ているチューブがいつもより長いのか短いのかで対処が変わります。
体表から出ているチューブの長さがいつもより短い場合:
皮脂や汚れや潤滑剤などによりSecur-Lokリングが滑りやすい状態であるために、チューブが胃の中に引きずり込まれています。放置しておくと、チューブが過度に引きずり込まれ、バルーンが胃の中の幽門という胃の出口にあたる付近に入り込んだ状態になり栄養管理等に不都合が生じる可能性があります。下記対処方法をとってください。
胃ろう情報提供Q&A挿絵5
(1).バルーン充填液の確認方法を参考に、確実にバルーンが膨らんでいる状態にしてください。
(2).暖かい石鹸水でチューブ表面を洗浄してください。
(3).洗浄した後タオル等で水気をふき取り、リングが滑りにくくなったことを確認します。
(4).前述のようにバルーンが膨らんでいるのを確認した上で、適度にチューブを引き上げSecur-Lokリングを適切な位置に調整しなおします。リングが動きにくいときは、濡らすと多少滑りやすくなります。濡らした後は必ず水分をふき取ってください。

体表から出ているチューブの長さが長い場合
バルーン充填液が減少しバルーンが小さくなったために、チューブが抜けそうになっている可能性があります。このまま放置するとチューブが体から抜けてしまう可能性があります。
胃ろう情報提供Q&A挿絵6 胃ろう情報提供Q&A挿絵7
(1).チューブを適正な目盛り位置より1−2センチほど深めに押し込みます。
(2).バルーン充填液の確認方法またバルーン異常の確認方法に従いバルーンの異常の有無を確認し、適正な充填液に調整しなおします。
(3).バルーン異常の確認方法 に準じて確認した結果、異常がなさそうな場合は、適切な量のバルーン充填液を再充填した後、適度にチューブを引き上げSerur-Lokリングを適切な位置に調整しなおします。Secur-Lokリングが動きにくいときは、濡らすと多少滑りやすくなります。濡らした後は必ず水分を拭き取ってください。
(4).バルーン異常の確認方法に準じて確認した結果、異常と判断される場合は医師に連絡し、チューブを交換してください。
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