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うつ病治療用経頭蓋磁気刺激装置「Brainsway TMS システム」が保険収載

製品情報

-うつ病治療に新しい治療機器の選択肢を提供-

センチュリーメディカル株式会社

 

センチュリーメディカル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤岡 俊彦)は当社で取り扱っているイスラエルBrainsWay社の治療用経頭蓋磁気刺激装置(販売名:Brainsway TMS システム)が71日付で保険収載となったことをお知らせします。本製品は反復経頭蓋磁気刺激(rTMSrepetitive Transcranial Magnetic Stimulation)治療に用いる医療機器で、独自の立体型刺激コイル(H1コイル)により刺激対象となる頭部領域の広範囲な神経細胞を同時に刺激することが可能です。

うつ病治療の現状:

うつ病は日本人の約15人に1人が一生のうちに経験するとされる病気で、厚生労働省の患者統計からは国内で年間120万人を超える患者さんが治療を受けていると推計されています。抗うつ薬などの薬剤を用いた治療が中心となりますが、およそ3割の患者さんは薬剤に反応しないというデータもあります。rTMS治療は、20196月より保険診療が認められた新しい治療法で、薬剤に反応しないうつ病にも有効な治療法であると考えられています。

 

Brainsway TMS システムについて:

Brainsway TMS システムはBrainsWay社(イスラエル)が開発したrTMS装置で、米国では2013年にうつ病治療用の医療機器として承認され、欧州、アジアなど世界36ヵ国でうつ病治療機器として許認可を受けています。これまでに1,158台が臨床導入され、推計治療患者数は20万例に上ります(20243月末時点)。国内ではセンチュリーメディカル株式会社が独占販売権を保有しています。

 

Brainsway TMS システムの特徴:

Brainsway TMS システムは、本邦でうつ病治療用の医療機器として承認された2番目のrTMS装置です。本製品のヘルメットに内蔵されているH1コイルは、立体的に配置されたワイヤが発生する磁場により大脳皮質を広範囲に刺激します。薬剤治療に反応しなかったうつ病を対象とした海外臨床試験では1回約20分の刺激を週5回、4週間実施した結果、3~4割の患者さんに改善効果が見られたことが報告されています。

副作用としては、従来のrTMS治療装置と同様に刺激中の刺激部位の痛み、不快感、頭痛などや、まれにけいれん発作を誘発することがあります。

 

本製品の使用にあたって:

本製品の使用に際しては日本精神神経学会が公表するrTMS適正使用指針(およびBrainsway用β版)を順守することが求められています。また、本装置による治療の実施者には、日本精神神経学会が主催する「rTMS実施者講習会」および当社が主催する実技講習会の受講が求められます。

rTMS適正使用指針: https://www.jspn.or.jp/modules/advocacy/index.php?content_id=34

 

Brainsway TMS システムの概要:

製造販売業者:センチュリーメディカル株式会社

一般的名称:経頭蓋治療用磁気刺激装置

販売名:Brainsway TMS システム

承認番号:23100BZX00008000

承認取得日:2019121

 

BrainsWay社について】

会社名:BrainsWay Ltd.(イスラエル)

URLhttps://www.brainsway.com/

 

【センチュリーメディカル株式会社について】

医療機器の専門商社センチュリーメディカル株式会社は、伊藤忠グループの一員として国際的な情報ネットワークを活用して、アメリカをはじめとする先進諸国から最先端の医療機器を輸入し、医療の現場に提供して参りました。高齢化社会の到来により医療機器のニーズはますます拡大しますが、これからも“健康と豊かさを担う”を企業理念にかかげ、医療の良きパートナーとして社会に貢献していきます。

 

【会社概要】

会社名:センチュリーメディカル株式会社

所在地:〒141-8588 東京都品川区大崎 1 丁目 11 2

代表取締役社長: 藤岡 俊彦

設立:1974 4 1

URLhttps://www.cmi.co.jp

事業内容:医療機器の開発・輸入・販売

 

このページは、国内の医療従事者の方を対象に製品等の情報を提供することを目的としています。
一般のお客様への情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

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